患者さまのお悩み

2016年12月19日 月曜日

かぜの予防

 風邪が流行っています。おまけにインフルエンザやノロウイルスも流行り始めました。これらにかからないようにするには、免疫力を落とさないように気をつけるべきです。そのために、一般に言われるのが、
1、過労
2、寝不足
3、夜更かし
4、ストレス
の4つを避けることで、実際そのとおりだと思います。しかし、仕事の関係で、避けたくても避けられないことも多く、どうしようもないこともしばしばです。
 その点、手洗いやうがいなど、無菌にして風邪を避けるという方法は、いつでも実行可能で、効果も高いと思われ、お勧めです。外から帰ったら、できるだけ何も触らないで洗面所に行き、石鹸で手を洗い、うがいをするのです。外で何か食べるときなども、石鹸で手を洗ってから食べるとよいと思います。
 
 過労や寝不足状態(免疫力が低下した状態)で人ごみの多いところに行くというのは、自殺行為に等しいですが、こういうときは、マスクをしたり、手袋をして素手であまり余計なものに触らないなどの注意をすべきです。マスク自体に予防効果はないといわれていますが、汚染された手で鼻や口の周りを触るのを防ぐ効果や、のどを乾燥から防ぐということで、効果があるといわれています。
 このほか、食事にうるさい私としては、質の良いものをバランスよく取る、というのも大事と思っています。逆に偏食や食事の時間が不規則、甘いものの過剰摂取など免疫力を落とすので避けたいです。冷える人はニンニク、生姜、トウガラシなど身体を温めるものを多めに取って免疫力を上げるとよいと思います。冷えない人でもかまいませんが、たくさんとりすぎて、汗をかきすぎるのはよくありません。身体が消耗しますし、後で身体が冷え、逆効果です。多くとも、軽く汗をかく程度にとどめるべきです。
 いくつか書きましたが、宣伝めいて言うのにためらいがあるのですが、私が一番効果があると思っているのは、体質に適した漢方薬を飲むことだと思っています。体質に適しているというのは、その人の生理痛なら生理痛が改善する、食欲がないなら食欲が出る漢方薬のことです。漢方治療は全体の歪を治して、部分の不調を良くするという治療なので、部分の不調が改善(生理痛なら生理痛が改善)しているということは、身体全体の歪が改善したためと考えられ、他の部分も良くなるのです。つまり生理痛が改善していれば、免疫力も改善し、風邪を引かなくなるということなのです。

投稿者 田中医院 | 記事URL

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